どんなゲーム?
まな板の上の豚ロース1枚(厚さ 2cm)から始まり、筋切り・たたく・衣づけ・揚げる・休ませる・切る・盛り付けまでを、10の工程で自分の手で進めます。どれも指1本(PC ではマウス)の操作です。
いちばんの見どころは、最後に包丁で切ったときの断面です。中がうすいロゼ色なのか、ピンクの生なのか、白っぽくパサパサなのかは、それまでの油の温度・揚げ時間・休ませた時間で決まり、ごまかしがききません。点数の7割は「揚げ具合」と「火の通り」で決まります。
1枚の流れ
- 筋を切る:赤身と脂のあいだの白い筋を、またぐように指でなぞると切れ目が入ります。めやすは 2〜3cm おき。切らずに揚げると、肉が反り返ります。
- たたく:肉をタップすると肉たたきが下り、その周りが薄くなります。たたくたびに「厚さ 1.6cm」のように今の厚さが出ます。
- 小麦粉をつける:バットの左右から肉のほうへ指でなぞると、粉がふわっと降って、落ちた所につきます。肉をタップすると余分な粉をはたけます。「裏返す」で反対の面にも。
- 溶き卵にくぐらせる:肉を下へなぞると卵にくぐり、離すと持ち上がって卵がしたたります。
- パン粉をつける:小麦粉と同じく、左右からなぞってパン粉を降らせます。卵がついている所ほどよくつきます。裏返して両面に。
- 油の温度を合わせて入れる:下の「火加減」のつまみで油を温めます。温度は鍋に挟んだ温度計の針で見ます。油をタップするとパン粉をひとつまみ落として、温度を確かめられます。肉を下へなぞって、そっと油に入れます。
- 揚げる:泡の大きさと音が、中の様子に合わせて変わります。肉をタップすると裏返し、「引き上げる →」で網へ。
- 休ませる:網の上で、余熱で中まで火が通っていきます。「網に立てる」で油を切れます。「もう一度揚げる」で油に戻すと二度揚げになります(何度でも)。
- 切る:包丁を上から下へ、すっとなぞって一度だけ切ります。速く下ろすと「ザクッ」、ゆっくりだと「グシャッ」と衣がつぶれます。
- 盛り付ける:6切れに切ったとんかつが皿にのります。キャベツ・レモン・からし・トマト・パセリ・ソースを選んで盛り付け、「できあがり →」で採点です。皿の外の机を横にスライドすると、皿が回ります。
油の温度と火の通り
温度計には緑(およそ 155〜185℃)と赤(200℃ 以上)の目盛りがあります。火加減を動かしても、油の温度はゆっくりしか変わりません。肉を入れると油の温度が下がるので、少し高めに温めてから入れるか、入れたあと火加減で保ちます。
パン粉を落としたときの動きで、温度がわかります。
| 油の温度 | パン粉の動き |
|---|---|
| 145℃ 未満 | 底に沈む(まだぬるい) |
| 145〜160℃ | 途中まで沈んで、ゆっくり浮く(少し低め) |
| 160〜180℃ | パッと散ってシュワシュワ(ちょうどいい) |
| 180〜192℃ | すぐ色づく(少し高め。外だけ先に焦げやすい) |
| 192℃ 以上 | すぐ焦げて煙が出る(熱すぎる) |
揚げているあいだと休ませているあいだは、ゲームの中の時間が実際の約6倍の速さで進みます。170℃ なら、油に触れている下の面は 20 秒ほどできつね色になります。油が 12℃ 上がるごとに、色がつく速さはおよそ2倍になります。
ここで大事なのは、中まで火が通る速さは、油の温度ではほとんど変わらないことです。揚げている面は、水分が飛んでいるあいだ 100℃ 前後にとどまるからです。そのため、熱すぎる油では中が冷たいまま外だけ焦げます。揚げている最中に「下の面がこんがり。そろそろ裏返す」「外はいい色なのに、中はまだ冷たそう…」と声が出るので、それを合図に裏返したり火を弱めたりします。
140℃ 未満のぬるい油に入れると、衣がはがれて油っぽくなります。160℃ より低い油で揚げ続けても、油を吸っていきます。232℃ をこえると油に火が入り、火は自動で止まりますが、揚げ具合の点は半分になります。
採点(100点)
6つの項目の合計です。結果カードには項目ごとに ◎○△✕ とひとこと、点数が出ます。
| 項目 | 配点 | 満点になる条件 |
|---|---|---|
| 揚げ具合 | 35 | 両面きつね色・色のムラが少ない・油っぽくない・衣がザクッとしている |
| 火の通り | 35 | どこを切っても、中心が 63〜72℃ |
| 下ごしらえ | 10 | 筋切りの間隔が 3.5cm 以内、厚さが平均 1.3〜1.7cm でまんべんなくたたいてある |
| 衣 | 10 | パン粉が全体についている、小麦粉がついていて多すぎない、卵のしずくでダマになっていない |
| 切り方 | 5 | 「ザクッ」と一発で切る(衣がつぶれると4割) |
| 盛り付け | 5 | 下の内容 |
揚げ具合は、6割が両面の揚げ色、1.5割が色のムラ、2.5割がザクッと感です。ザクッと感は、油っぽさや衣のダマで減り、そのうち2割分は二度揚げをしないと取れません。つまり、揚げ具合で 35 点満点を取るには二度揚げが必要です。
火の通りは、肉を長さの方向にいくつかに分けて、それぞれの中心の温度を見ます。平均と、いちばん低い所の両方が効くので、1か所でも生だと大きく減ります。中心が 55℃ 未満の所は0点、58℃ 未満は「中が生」、80℃ をこえると「パサパサ」です。さらに、揚げてすぐに切ると肉汁が流れ、最大で 35% 減ります(引き上げてから約17秒以上休ませれば減りません)。
盛り付けの内訳は、キャベツ 35%(4回盛ると満点)、レモン・からし・トマト・パセリのうち3種類以上 35%、ソース 30%(ほどよくかけて満点。かけないと4割、かけすぎると3割)です。からしを絞りすぎると、盛り付け全体が6割になります。
称号
結果には称号が1つ出ます。固有の称号は 25 種類あり、金色の「伝説のとんかつ職人」が1つ、激レアの「油を燃やす人」が1つ、レアが4つ、残りは失敗の称号と点数に応じた称号です。
伝説のとんかつ職人の条件は、90 点以上、生の所もパサパサの所もないこと、両面ともきつね色であることです。
レアの称号は次の4つです。
- ロゼの達人:どこを切っても中心が 62〜70℃ で、75 点以上。
- ザクザクの人:両面きつね色で、油っぽさも衣のダマもほとんどなく、75 点以上。
- 二度揚げの職人:10 秒ほど以上休ませてから、175℃ 以上の油で二度揚げして衣の水分を飛ばし、75 点以上。
- 老舗のとんかつ屋:85 点以上で、とくに目立つクセがないとき。
失敗の称号には「生焼けの人」「黒かつの人」「パサパサの人」「白いとんかつの人」「油を吸わせる人」「油をはねさせる人」「筋を切らない人」「たたきすぎる人」「たたかない人」「衣がはがれる人」「衣がぼってりの人」「肉汁を流す人」「衣をつぶす人」「裏返さない人」「いじりすぎる人」「キャベツのない人」「キャベツの山の人」があります。選ばれる順番は伝説がいちばん先で、その次が失敗の称号、レアの称号はそのあとです。たとえば断面がきれいなロゼ色でも、一度も裏返していなければ「裏返さない人」になります。
固有の称号に当てはまらず、作り方にはっきりした特徴があるときは、特徴と人物を組み合わせた称号(「高温で攻める鍛冶屋」のような形)が出ます。称号図鑑は全部で 309 種類(固有の称号 25 と組み合わせ 284)です。
高得点のコツ
- 筋は端から端まで均等に:肉の両端も含めて、どの切れ目のあいだも 3.5cm 以内になるように切ります。たたくと肉がのびて間隔も広がるので、6〜7か所を均等に切るのが確実です。15か所以上切ると減点です。
- たたくのは全体にまんべんなく:同じ所ばかりたたくと薄くなりすぎます。表示の厚さが 1.5cm 前後になったら止めます。0.7cm より薄い所ができると「たたきすぎ」です。
- 卵はしずくが落ち着いてから:持ち上げてすぐパン粉へ進むと、衣がダマになって「ぼってり」します。2〜3秒待ちます。
- 1回目は低め、2回目は高め:1回目は 160〜170℃ くらいで両面をうすく色づけて上げ、網に立てて休ませて余熱で中を温めます。それから 180℃ くらいに上げて二度揚げし、もう一度休ませると、火の通りと揚げ具合の両方を取りやすくなります。
- 声を聞いて裏返す:「下の面がこんがり」が出たら裏返します。ただし触るのは4回まで。5回目からはパン粉が散ります。
- 切る前に休ませる:最後に引き上げてから 17 秒ほどは切らずに待ちます。早く切ると肉汁がまな板に流れます。
- 包丁は一気に:衣に触れてから板に届くまでを、短く一気に。
- 盛り付けは控えめに全部:キャベツを4回、レモン・トマト・パセリなどを3種類、ソースはとんかつの上に少しだけ。からしも少しだけにします。
本物のとんかつ
ゲームの10工程は、家庭で作るとんかつの手順とほぼ同じです。ゲームにない下味などを足すと、次のようになります。
- 筋切り:赤身と脂身の境目にある筋を、包丁の先で 2〜3cm おきに切ります。裏側も切っておくと、さらに反りにくくなります。
- たたく:肉たたきや瓶の底で軽くたたいて繊維をほぐし、厚さをそろえます。たたいたあとは手で元の形に寄せます。
- 下味:揚げる直前に塩・こしょうをふります。早くふりすぎると水分が出ます。
- 衣:小麦粉は薄くつけて余分をはたき、溶き卵にくぐらせたら、しずくを切ってからパン粉を手で軽く押さえるようにつけます。生パン粉を使うと、ザクッとした衣になります。
- 揚げる:170℃ 前後の油で、厚さ 1.5cm ほどなら片面 2 分ずつほどが目安です。一度に何枚も入れると油の温度が下がるので、鍋に余裕をもって入れます。
- 休ませる・二度揚げ:いったん引き上げて網の上で数分休ませると、余熱で中まで火が通ります。最後に 180℃ ほどの油で短く揚げ直すと、衣がカラッとします。
- 火の通り:豚肉は中心部までしっかり加熱することが大切で、中心を 75℃ で1分以上加熱するのが目安とされています。ゲームの「ロゼ」はゲームの中の仕上がりの表現です。家庭では、いちばん厚い所を切って中に赤みが残っていないか確かめます。
よくある質問
無料ですか?登録は必要ですか?
無料で、登録もいりません。ブラウザでページを開けばすぐに遊べます。
スマホとPCのどちらで遊べますか?
どちらでも遊べます。スマホは指で、PC はマウスで操作します。
油の温度は数字で出ますか?
画面に数字は出ません。鍋の温度計の針と目盛り、コンロの火の大きさ、パン粉を落としたときの動き、泡と音で判断します。
二度揚げはしないといけませんか?
しなくても遊べますし、高い点も出ます。ただ、揚げ具合の「ザクッと感」の一部は二度揚げでしか取れないので、満点や「二度揚げの職人」をめざすなら二度揚げします。
外は焦げているのに中が生でした。なぜですか?
油が熱すぎたためです。中が温まる速さは油の温度ではほとんど変わらず、外の色だけが速くつきます。火を弱めて、160〜170℃ くらいでじっくり揚げます。このときは、切ったときと結果に「油が熱すぎた」と理由が出ます。
記録はどこに残りますか?
自己ベストと称号図鑑は、遊んでいるブラウザの中に保存されます。別の端末やブラウザとは共有されず、ブラウザのデータを消すと消えます。
結果をシェアするには?
結果画面の「𝕏 このとんかつをポスト(画像つき)」を押します。「画像を保存」では結果カードだけを保存できます。「もう一枚揚げる」で最初から遊べます。
図鑑の「???」は何ですか?
まだ出していない固有の称号です。横に出し方のヒントが書かれています。